9月13日、署名提出と要請をしました

 9月13日、差戻審の第3次要請行動を行いました。8名参加7,415筆の署名を提出しました。署名の累計は15,023筆となりました。今回は以前に作成したQ&Aパンフレットと、一編の論文(本庄武 刑事手続きにおける科学鑑定の現状と課題  一橋法学2017〔16〕第1号1~21)を提出しました。

 参加者からは、以下のような発言がありました。

 多くの医療従事者にとって、この病室の状況で、わいせつ行為は不可能なことは理解できます。では実際の検察が出した証拠はどうだったかと言えば書き直した跡があるワークシートや、検証ができないDNA鑑定など信用することは出来ません。本日提出した論文には「捜査段階で科捜研が行う鑑定は、有罪仮説を立証する目的で行われるので中立性に限界がある」「鑑定の信頼性を確保するためには科学的な検証可能性が必要」とあります。有罪にするためのバイアスがかかっている前提の科捜研の鑑定は、科学的検証なしに採用すべきではありません。

 裁判を傍聴しました。検察官のやり方を聞いていて、自分の考え方と違うという事がものすごく多かった。そういう意味では検察は一般常識から反したやり方をやっている。裁判所は、もう少しよく見てもらいたいと思います。

 自分の入院の経験から、あり得ない事件だと感じました。先生や看護師さんたちは突然カーテンを開けて入ってくる。ある意味病室は開放的です。いつ誰が入ってくるかわからない。術後30分といえば真剣に対応をしなくてはならない時間帯。その時にわいせつ行為をやろうなんてありえない。せん妄という言葉を今回初めて知りましたが本当にそうだったんだと思います。ぜひ常識的な判断をお願いします。

 義理の母の手術のときにせん妄を目の当たりにしました。母は病室の壁に、私の一番嫌いな蛇が見えると言いました。「ここにいる、ほらっ」と目の前の私に真面目に話すので、せん妄は本当にあるんだと実感しました。医師は手術をした後も患者に対して責任があります。手術の後に患者の状態が悪くなるようなことを医師自ら、するはずがありません。

 素人からみてもあり得ないこと、おかしな裁判だと思う。科学に基づいて正しい裁判をしてほしい。私は柳原病院で健診を受けていた。その病院の先生が、幸せな家庭だったはずが突然地獄につき落とされてつらい目に合っているのを思うと、無罪になるまで自分なりにできる支援を続けたい。

 Q&Aパンフレットは、デマ情報や誹謗中傷がネットを中心に蔓延っていたので、明らかになった事実、フェイクニュースに対する反論等をまとめたものです。末尾には、せん妄を知っていただくのに役立つと思われるせん妄の体験談を載せました。「冤罪を主張して、女性の尊厳を軽んじていませんか」という問いに対して、女性が性被害を受けてもその事実を封殺する社会の実態があります。これは女性差別です。しかし実際と合わない女性の証言を認めることは女性を利用しているだけで寄り添うことにはなりません。事実を明らかにすることこそが、女性をトラウマから解放し女性の尊厳を守ることだと思っています。

 要請行動は、これからも定期的に行っていきますので、引き続き署名活動にご協力をお願いいたします。

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