署名ご協力への御礼

みなさまへ

「外科医師の早期釈放を求めます」署名にご協力いただき、ありがとうございました。外科医師は105日間の長期身柄拘束の末、12月7日に保釈となりました。

引き続き、裁判で無罪を勝ち取るためにご支援・ご協力をお願いいたします。

「外科医師の早期釈放を求めます」署名にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。外科医師は、2016年8月25日に突然逮捕され、9月14日に起訴、105日間の長期身柄拘束の後、12月7日に保釈されました。この間、弁護団の3度に渡る保釈請求と抗告、そしてみなさまからご協力いただいた51団体と35,677筆(医師1,386筆、看護師1,651筆、医療職2,466筆、その他・不明25,838筆、ネット署名4,336筆)の個人署名が保釈決定への大きな力となりました。お忙しい中、署名を記入するだけでなく、知り合いに呼びかけて広げていただいたり、郵送やファクス、メールで送付していただいたりとご支援ご協力に改めて感謝申し上げます。

こうした世論の広がりがメディアでも繰り返し取り上げられたり、事件についてのシンポジウムが開催されたりしました。その中で、医師の不当逮捕・長期勾留が医師や医療関係者に不安を与え、医療現場での萎縮やひいては多くの患者の生命や健康に損害を及ぼすという問題や医療現場での刑事事件の扱い、推定無罪が機能せず人権が脅かされている現状など、様々な角度から問題提起する契機ともなりました。

今後、この様なことが繰り返されないためにも外科医師の無罪を勝ち取ってゆかなければなりません。11月30日の初公判を皮切りに主な舞台は裁判となります。私たちは、裁判(期日間整理手続に付されました)の進捗状況を見つつ新たな署名運動も必要かと思っております。また、裁判では科学的な検証をするために多額の費用がかかることが予想されています。さらに保釈の身の外科医師が仕事を得るのが難しい現状もあります。裁判を闘いながら家族を支えてゆかなければなりません。そうした事から私たちは支援基金を創設しました。引き続きみなさまの温かいご支援とご協力をお願いいたします。

2017年1月