5月26日に9名で最高裁へ8回目となる署名提出と要請を行いました。1,183筆を提出してきました。累計では56,017筆になります。
今回は担当者との要請時に、署名と合わせて本件の高裁判決の誤りについて論考が掲載されている判例紹介誌「判例時報5月1日号」と外科医師を守る会で作成中の術後せん妄の体験談集を資料として提出しました。「判例時報」とは、国内で最も一般的な判例紹介誌で、全国の裁判官、書記官は目を通していると聞きました。
体験談集への寄稿ほとんどが、一般にはあまり知られていない術後せん妄について、ご自身の体験を裁判で役立ててほしいと会に寄せて頂いたものです。せん妄による幻覚は若い人にもおきるし、記憶に残る場合は現実と区別できないくらいリアルです。完成したらホームページにも掲載したいと思っております。
弁護団は、5月連休明けに2回目となる専門家の意見書を提出しました。上告趣意書を提出してから半年が過ぎ、いつ最高裁が判断を下してもおかしくない状況です。これまでと違って公判がなく、裁判の状況については、みなさんに現状を伝える事ができません。引き続き署名などでの支援の輪を広げて頂き、世論を盛り上げるようお願い致します。
滋賀で外科系の医師をしております。
少し前にサイトが見えなくなっていて心配しておりましたが、活動を続けていて安心しました。
いつ結果が出てもおかしくない時期ですが、本当に正当な判断をして欲しいです。
外来でも一人になる時間はいくらでもあり、有罪判決となったら本当にマンパワーが足りなくなります。