1月15日公判報告会にお忙しい中、そして冷え込む中、ご参加いただきありがとうございました。150名の方々にご参加いただき、会場では支援基金として約8万円の募金が寄せられ、署名500筆弱をお持ちいただきました。 弁護団からは、事件経過と公判の様子から「無罪判決でも検察側は控訴する可能性が高い」との報告がされました。また、争点になっているDNA鑑定及びアミラーゼ鑑定の信憑性について、鑑定の試料も捨ててしまい追検証もできない証拠の扱いをしている科学捜査研究所の鑑定がいかに「科学的でないか」を公判での検察側証言を引きながらわかり易く報告して頂きました。
発言者6名の方からは、こうした証拠を基に有罪の判決が出されたら、医療現場は萎縮してしまうし、ひいては患者の不利益になる。司法が科捜研のこうしたやり方を認めることになれば、科学を標榜しながらの冤罪をさらに生むことになる。国民一人ひとりの問題でもあり、無罪判決を得なければならない。などの発言を頂きました。
公正な審理で無罪判決が得られるよう、本事件や公判の内容を多くの方に広めて頂ければと思います(公判についてはインターネット媒体の「m3.comニュース 医療維新」で詳しく報道されています=登録必要)。
「公正かつ慎重な審理を求める要請書」署名は判決前に提出する予定です。1月末を集約の目途としておりますので、残る短期間ですが、引き続きご協力をお願いいたします。
初公判以降、皆さまからの支援基金は約1200万円寄せられました。DNA等の検証実験にほぼ全額使わせて頂き、現在170万円ほど残金となりました。高裁への公訴も予想される事から引き続き支援基金へのご協力もお願いいたします。
判決は2月20日、13時半から東京地裁722法廷となります。傍聴される方は、入廷が先着順との事ですので、お早めにお越しください。
2016年ネットニュースで報道されているのを見て「あれ?これは冤罪ではないか」と思いました。私自身も全身麻酔後のせん妄経験者なのでよくわかります。
あたかも犯罪者だと決めつける偏った報道を見て怒りを覚えたのを今でも鮮明に思い出します。
その後も気になってホームページをちょくちょく拝見していましたがなかなか直接的な応援が出来なかった事を悔やみます。
20日の判決は会社で休みを貰えたので傍聴出来なくとも必ず足を運びます。裁判において正しい判決が出ることを期待しています。