第1回公判 2024年9月18日(水)15時 ~
第2回公判 2024年10月9日(水)13時30分~
第3回公判 2024年10月28日(月)14時~
法廷はすべて東京高裁805号法廷(席数は42席)。傍聴券は抽選になります。通常は開廷の30分から40分前に裁判所の指定した場所に来られた方を対象に抽選します。指定場所、抽選時間はこの原稿を作成している時点ではまだ公開されていません。第1回公判は弁論更新手続で、第2回・第3回公判は専門家証人尋問です。
2024年5月30日の決起集会の報告
2024年5月30日の決起集会「東京高裁(差し戻し審)で無罪を確定させるつどい」は会場に113名、オンライン26カ所の参加がありました。弁護団から主任弁護人の高野隆氏が「差戻控訴審について」と水沼直樹弁護士が「精度管理・DNA」を報告。裁判の見通しと「科捜研のDNAの測定方法はズサン」「女性患者にDNAが付着する可能性が非常に高い」ことが詳しく分かりました。
とりわけ、「人は顔を触る」という論文を多数見つけて、外科医師の取り調べ画像で顔を触る数を数えた等の緻密な取り組みに、驚きと感動の声が上がりました。外科医師の母が渾身の力で発言し、大きな拍手が湧きました。会場でカンパが18万円余り集まりました。
いただいた質問にお答えします
a) 8/25逮捕され釈放されるまでの103日間(原文ママ)、外科医師と警察の間にどのようなやり取りがありましたか。
⇒ 警察は事件が起きてから外科医師を尾行して、自宅のゴミをあさりDNAを回収していました。逮捕勾留後は容疑を認めるよう強要されたが、外科医師は黙秘を続けました。
b) 病院スタッフが口裏合わせをしている?と言ったのは誰で、どんな理由からそのような発言、疑問を持たれたのですか。
⇒ 一審で検察が、八巻医師、看護師は病院関係者であるから虚偽の証言をする動機があり、信用できないと主張しましたが、裁判所は検察の主張は具体的な証拠に基づかない憶測にすぎない。各証言が詳細な点が異なっていても、前提事実と整合しない点は無くむしろ自然で、同室患者の証言も含めて信用できるとして、検察の主張を排斥しました。
2024年5月30日の決起集会の報告
2024年4月22日の北千住駅宣伝には28人参加。1時間でリーフ100枚を配れ、署名40筆の協力があるほどの好反応でした。「外科医師の元患者。心配している」という激励もありました。
2024年6月14日には高裁前で宣伝(11人参加)。1時間でリーフ100枚以上配り、1万円のカンパを頂きました。